保険って何種類もあるの?と思ったら読む記事

介護保険
介護が必要となった状態になったときに、給付金を受け取れる保険です。一時にまとまったお金が支払われるものもあれば、細かな金額が数年間にわたって支払われるものもあります。
給付金が支払われる条件は、介護保険法で定められている区分(要支援1・2、要介護1~5の7段階)で一定以上という商品もあれば、保険会社独自の基準を設けている商品もあります。

がん保険
がんになった場合に給付金を受け取れる保険です。通常の病気と比べて費用負担が大きくなりがちな、がんのリスクに備えることができます。がんと診断されたら一時金が支払われるタイプのほか、がんによる入院や、通院で給付金が支払われるもの、がんの手術や、抗がん剤放射線治療などを受けたら給付金が支払われるタイプなど、保険商品によって保障内容は異なります。死亡保険や医療保険と同じく「定期型」と「終身型」があります。

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就業不能保険(所得補償保険)
病気やケガをして働けなくなったときに、給付金を受け取れる保険です。働ける状態でないと医師に判断され、その状態が一定期間続いた場合に保険金が受け取れるのが特徴です。就業不能状態の定義や期間などの給付要件、保険料払い込み免除の有無などは保険商品によって異なります。入院だけでなく、自宅療養期間も給付の対象です。

個人年金保険
老後の生活資金を準備するための保険です。保険金は基本的に年金形式での受け取りですが、一時金で受け取ることもできます。60歳や65歳から、5年、10年など一定期間年金が受け取れる「確定年金」と、一生涯受け取れる「終身年金」があります。契約時に将来受け取る年金額が確定している「定額型」と、年金受取開始までの保険料の運用成果で年金額が変わる「変額型」があります。

総合保障型保険
死亡、病気やケガ、がんなど、複数の保障をひとつでカバーできる保険です。

 

自分に合った保険を選ぶことが大切
どの保険に加入すべきかは、年齢やライフステージ、家族構成や働き方によって異なります。大切なのは、自分でしっかりと情報収集するとともに、プロの意見にも耳を傾けながら自分に合った商品選びをすることです。また保険に加入した後も放置せず、定期的に見直すことが肝心です。保険を上手に活用することで、自分や家族の生活を守ることにつなげていきましょう。