保険って何種類もあるの?と思ったら読む記事1

「万が一のときに困らないように、保険に入っておいたほうがいいよ」。社会人になると、そんなアドバイスをもらうことも多いでしょう。でも、初めて生命保険を選ぼうと思うと、種類が多く複雑で、「自分にはどの保険が必要なのかわからない」「なんだか難しい…」と尻込みしてしまいがち。「就職したら保険くらい入らなきゃ」「老後に向けての保障が必要!」、そう言われて入ったご自身の生命保険。どんな時に役に立つか、覚えていますか?
今回は「いつどんな生命保険に入るべきか」を初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
本来、生命保険選びは難しいものではありません。ポイントを押さえれば、簡単に生命保険の種類や特徴がわかるようになります。生命保険を賢く利用して、いざという時のために備えましょう!

生命保険とはどういうもの?なぜ必要なの?

保険は「もしも」の事態に備えるもの。加入しておけば、「もしも」が現実になったときに、加入時に約束されていた金額の保険金が支払われるしくみです。

具体的にどういった事態に備える必要があるのでしょうか?たとえば、病気やケガで治療費などがかさんだり、働けなくなったりしたら…。世帯の収入を支える配偶者が亡くなったら…。そういうときを考えると不安になりますよね。生命保険は、そのようなときに、ご自身や家族が直面する経済的リスクに備えるための手段のひとつです。具体的には、以下のようなリスクに備えることができます。

死亡保険
保険の対象となる方(被保険者)が亡くなった時、または高度障害状態になった場合に保険金を受け取れる保険です。あくまで万が一の不幸な事態が起こったときに備えるものですので、無事に保障期間を終えた場合の払戻しがない商品も多くあります。

 

医療保険・疾病保険
対象となる方が特定の病気やケガをしたときに、給付金を受け取れる保険です。
給付金が支払われる条件は保険商品によって定められており、また給付金を受け取れる時点・条件も商品により異なります。
医療保険の中には掛け捨てのものも、一定期間中に給付金を請求しなかった場合(健康だった場合)に払戻金があるものもあります。