保険入らなくてもいいと聞いたら読む記事

生命保険は本当に不要なのか?

生命保険の種類には、おもに死亡保険、医療保険がん保険個人年金保険があります。死亡保険は被保険者が死亡、高度障がい状態となったとき、医療保険はおもに手術、入院をしたとき、がん保険はおもにがんで手術、入院をしたときに保険金、または給付金が支払われます。
個人年金保険は、老後のために計画的に資金を積み立て、給付開始年齢になったら年金を受け取る生命保険です。

まずは、よく挙がる医療保険が必要ない理由をいくつか見ていきましょう。

 

理由1:病院に行けば3割負担で済む

日本には健康保険制度があるおかげで、病院に行けば治療費は3割負担で済みます。

3割くらいであれば自分で払えるといった理由で、医療保険に入らない方が大半かと思います。

ただ、今現時点では3割負担ですがこれからさらに高齢者が増えることを考えると、自己負担の割合が4割、5割と上げられる可能性が非常に高いですので、この点は注意しておきましょう。

 

理由2:生活習慣に気を付けておけばOK
適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠をしっかり行うことで「私は病気になんてなりません!」とお考えの方も多いです。

たしかに何もしないよりかはリスクを下げることはできると思いますが、万が一があるのが病気や怪我ですので預貯金でも保険でも、そういった事態に備えておくのは非常に大事です。


こうした役割を持つ生命保険は本当に不要でしょうか?

 

理由3:療養費制度による支払い上限

高額療養費制度は、一定期間内にかかった医療費が所得に応じた上限額を超えた場合、その超過分が国や自治体から支給される制度です。

この制度により、医療費が一定額を超えると、それ以上の費用は自己負担せずに済むため、医療保険が不要だと感じる人もいます。
ただ高額療養費が適用されても自己負担額が高い場合は、医療保険の加入を検討しましょう。
また、保険適用外の治療や高額な薬剤などは制度の対象外となることがあります。このような場合も、医療保険に加入しておくことで、より安心して治療に臨めるでしょう。